●アメリカン航空破綻、破産法申請 |
米航空会社3位のアメリカン航空(AA)と親会社のAMRは29日、ニューヨークの裁判所に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請したと発表した。米系大手航空会社としては唯一、チャプター11の適用を申請せずにきていたが、人件費の膨張など高コスト体質が響き、事実上の破綻に追い込まれた。法的整理をテコにコスト構造を抜本的に見直す。当面は通常通りに運航するとしており、乗客への影響は当面小さいとみられる。 AAとアメリカン・イーグル(MQ)の運航は問題なく継続すると強調しており、予約受付、顧客対応、マイレージプログラム、アドミラルズクラブのサービスも平常通り続けるという。 日本航空は29日、「(アメリカン航空から)全便通常運航との連絡を受けている。弊社との共同運航便も通常通り運航予定」とのコメントを発表した。 |
2011.11.29 |