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●宇宙旅行にまた一歩〜ヴァージン・ギャラクティック、宇宙船が完成

ヴァージン・グループで商業宇宙旅行の実現をめざすヴァージンギャラクティックはこのほど、宇宙旅行で使用する「スペースシップ2」を完成させ公開した。2007年から開発を進めていたもので、搭乗人数はパイロット2名と顧客6名。今後試験飛行とその結果を受けた設計の修正、行政の許可を得た後に「宇宙飛行士」を運ぶ計画だ。スペースシップ2を空中での発射地点まで運ぶ母機「ホワイトナイト2」はすでに完成している。

 日本地区公式代理店のクラブツーリズムによると、これまでに10名の申込みがあり、予約順位100名までが搭乗できるファウンダーシート枠のうち日本向けの2名の枠はすでに完売。このほか、6名搭乗可能な貸切フライトの予約も満席となっており、すでに日本人向けに2機目の貸切フライトを設定。搭乗順位は207番目から212番目になる予定だ。今回、スペースシップ2が日本を始め各国のメディアで取り上げられたことから、問い合わせが増えており、クラブツーリズムの宇宙旅行サイトのアクセス数もメディア公開後には以前と比べてアクセス数が10倍にまでおよんでいる。

 ヴァージンギャラクティックによる宇宙旅行は世界60ヶ国で販売されており、クラブツーリズムは世界で最初に販売を開始したこともあり、販売代理店の中で取扱人数トップとなっている。2010年1月24日には、「新春グランデフェア旅フェア」の中で、宇宙旅行説明会を開催。「スペースシップ2」の発表を含めた最新情報を説明する。

2009.12.16

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ヒットカンパニーリミッテット