●成田空港利用料 11月16日から500円上乗せ |
成田国際空港会社は1日、出国客と国際線乗り継ぎ客を対象に、11月16日から「旅客保安サービス料」500円を徴収すると発表した。航空券の発券時に、従来の旅客サービス施設利用料(大人2040円)に上乗せする。 旅客サービス施設使用料(空港使用料)については徴収対象を拡大。従来は出国旅客のみが対象であったが、国際線乗り継ぎ旅客からも徴収する。乗り継ぎ旅客の料金は出国旅客の半額で、1人あたり大人が1020円、子どもが510円だ。 同社によると、01年の米同時多発テロ以降、手荷物検査やハイジャック防止のための費用が急増し、今年度は約60億円かかる見込み。「保安レベル維持」を目的に、利用客に負担を求める制度の導入を決めた。 また、世界的な景気低迷や新型インフルエンザの流行で発着回数が減少しているため、11月1日以降、航空会社から受け取る着陸料を1トン当たり125円引き下げ、便数確保を図る。 |
2009.10.02 |