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●全日空、燃油サーチャージを大幅値下げ−90%近く減額

全日空(NH)は2月16日、4月1日から6月30日発券分までの国際線旅客の燃油サーチャージ額を全方面平均で90%近く値下げし、国土交通省に申請した。例えば、日本/ヨーロッパ、北米(ハワイ除く)、中東線は現行の2万2000円から約84%値下げした3500円となる。今回の燃油サーチャージ額は、昨年11月から今年1月のシンガポールケロシン市場価格の3ヶ月平均が対象で、平均価格は1バレルあたり64.22米ドルであった。設定に当たっては、適用額の水準を従来よりも引き下げている。

 なお、7月1日以降発券分の燃油サーチャージ額について、NHでは5月中旬をめどに再度改定基準に伴い設定する予定。2月から4月までの平均市況価格が、1バレルあたり60米ドルを下回った場合には廃止するとしている。

▽NH 燃油サーチャージ額 1区間片道 ※2009年4月1日〜6月30日発券分に適用
(方面:改定後/現行)
韓国:200円/2500円
香港、中国、台湾:500円/6000円
ベトナム、サイパン:1000円/7500円
タイ、シンガポール、マレーシア:1500円/1万2500円
ハワイ、インド:2000円/1万4500円
欧州、北米、中東:3500円/2万2000円

2009.02.17

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ヒットカンパニーリミッテット